■ 建設コンサルタントの役割
治水・治山、道路、上下水道、農業農村基盤整備、公園等は社会資本とよばれ、人々のより良い生活の実現を目指して整備されるものです。
建設コンサルタントは、これら社会資本の整備の様々な課題に取り組み、技術力を活かして社会資本整備に貢献する職業で、現代社会の課題だけでなく、将来の社会を支えるためにも重要な存在になっています。私たちは、そんな「構想」を「現実」につなぐために様々な事業に取り組んでいます。
■ 事業概要
治山事業
森林維持造成を通じて、山崩れなどの山地災害から住民の生命・財産を守ることや森林が持つ水源のかん養機能を高めたり、さらには緑豊かな生活環境の保全・形成等をめざしている事業です。
道路事業
地域住民の道路利用における安全性の確保や利便性の向上、快適な生活環境の確保を図るため、道路線形の改良、橋梁の補強、車道の拡幅、歩道の設置などの整備を行います。
下水道事業
自然環境の保全と生活環境の整備をはかることを目的に計画された事業で、汚水や雨水などの管渠の整備のための、計画、設計、施工監理や、各種の調査を行っています。
砂防事業
流域の荒廃地域の保全及び土石流等の土砂災害から下流部に存在する人家、耕地、公共施設等を守ることを主たる目的にする事業です。砂防えん堤等の砂防設備の整備、また必要に応じた除石工事を実施し、人々の暮らしや国 土を守っています。
測量・調査事業
土地の有効活用には、土地の寸法、道路や隣地との高低差など測量調査なくしては始まりません。基準点測量、水準測量、現地測量、用地測量及び路線測量等の測量業務全般を行なっています。
補償(土地・建物)事業
公共事業を実施する際に必要な用地取得のための土地調査、物件調査(建物・工作物・立竹木等)、営業調査及び補償額算定等の業務を行います。